EUとインド、20年交渉のFTA妥結
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【1月27日 AFP】インドと欧州連合(EU)は27日、自由貿易協定(FTA)交渉が妥結したと発表した。20年にわたる交渉の末に達成された協定により、20億人の巨大市場が創出される。
加盟27か国のEUは、欧州からの輸出品約97%にかかる関税が削減または撤廃され、年間最大で40億ユーロ(約7300億円)の関税が節約されると発表した。
インドのナレンドラ・モディ首相は「この合意はインドの14億人とEUの人々に多くの機会をもたらす」と述べ、合意が「世界のGDPの約25%、世界貿易の3分の1を占める」と付け加えた。
一方のウルズラ・フォンデアライエン欧州委員会委員長は声明を発表し、「今日、欧州とインドは歴史を作っている」とし、「私たちは20億人の自由貿易圏を創設し、双方が利益を得ることになる」と述べた。
この合意の下で、インドは欧州の主要製品に対する市場アクセスを緩和することが期待されている。
自動車の関税は最高110%から最低10%まで段階的に引き下げられ、ワインの関税は150%から最低20%まで段階的に引き下げられる。
インドにとっては、繊維、宝石・ジュエリー、革製品、サービス部門などの分野が強化されるとモディ首相は述べた。(c)AFP/Umberto BACCHI