中国、カナダとの通商合意「第三国念頭にない」 米の関税警告受け
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【1月26日 AFP】中国は26日、カナダとの予備的な通商合意について「どの第三国も念頭に置いていない」と強調した。これは、米国が同合意が正式化された場合にカナダ製品に対して100%の追加関税を課すと脅したことを受けての反応だ。
今月発表された中国とカナダの合意では、中国がカナダ産の菜種(カノーラ)輸入にかかる関税を引き下げ、カナダ人に対して中国へのビザなし渡航を認めることが見込まれている。
カナダと中国の合意をめぐり、米国は先週末、協定が進めばカナダ製品に100%の追加関税を課すと警告した。カナダを通じて中国が米国に商品を送り込むことになると指摘した。
中国外務省の郭嘉昆報道官は定例記者会見で、「中国とカナダは新たな形の戦略的パートナーシップを確立した。どの第三国も念頭には置いていない」 と述べた。郭氏はさらに、「国家間の関係は勝者と敗者という発想ではなく、協力を通じて進めるべきだ」 と強調した。
合意は今月、カナダのマーク・カーニー首相が北京を訪問した際に発表されたもので、カーニー氏は不安定な米国政権と距離を置きつつ、中国との関係を再構築しようとしている。(c)AFP