韓流歌手、台湾公演で障害のあるファンに「なぜ踊らない?」…「配慮欠いた」と謝罪
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【01月26日 KOREA WAVE】韓国の歌手RAIN(ピ)が台湾でのコンサート中、踊らない観客に理由を尋ねた。だが、その相手は聴覚障害のあるファンだった――こうした事実関係が判明し、RAINは「配慮が足りなかった」と謝罪した。
英紙インディペンデントなどによると、RAINは今月17日、台北アリーナで開いた「スティル・レイニング:アンコール」ツアー公演で、観客に歌やダンスを促して会場を盛り上げていた際、踊らずに携帯電話で撮影を続ける女性ファンに気づいた。RAINは女性ファンに向かって「なぜ踊らないのか」と問いかけたという。
通訳を通じて言葉の意味を知った女性ファンは、自分の耳を指さす仕草を見せ、笑顔で撮影を続けた。RAINはさらに熱い反応を求めるよう身ぶりで伝え、そのまま公演を続けた。
2日後の19日、女性ファンはSNSでRAINをタグ付けし、当時の状況を説明した。「踊らなかったのではなく、何を話しているのか分からなかった。私は聴覚障害があり、口の動きを読むか、リアルタイム字幕が必要だ」と明かした。立ち上がって踊るよう促すジェスチャーも「もっと大きく歌ってほしい」という意味だと受け取ったという。
「不満そうに足踏みして、もう一度促されたが、後になって考えると手話で伝えればよかった。言うことを聞かないファンだと誤解されないか不安だった」と心境をつづった。
投稿を知ったRAINは20日、中国語でコメントを寄せた。「最初に、あなたが聞こえないことに気づかず、本当に申し訳ない。配慮が足りず、考えが及ばなかった」と謝罪。さらに、19日がこのファンの誕生日だと知り祝福の言葉を送ったうえで、「小さな出来事だったが、私たちにとって美しい思い出になった。今後は公演のあらゆる面で、より慎重に向き合う」と約束した。
(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News