【1月26日 AFP】米ミネソタ州ミネアポリスで、移民・税関捜査局(ICE)職員が2人目の米国市民を銃撃し死亡させた事件を受け、民主党の元大統領であるビル・クリントン氏とバラク・オバマ氏が25日、連邦当局を強く非難した。

事件は24日に連邦捜査官によって看護師のアレックス・プレッティさん(37)が射殺されたもので、同市で1月初旬に起きた別の市民死傷事件を背景とした抗議活動が続く中で発生した。

クリントン氏は声明で、ミネアポリスでの捜査官による市民の死を「恐ろしい光景」と表現し、「容認できない政府の行為」として米国民に抗議を呼びかけた。「米国の民主主義を信じる全ての人には、立ち上がって声を上げ、わが国が『われわれ国民のもの』であることを示す責任がある」と述べた。

さらに、一連の事案をめぐる当局の説明について「われわれを欺いている」と警告し、移民取り締まりで「ますます攻撃的な戦術」が用いられていると批判した。

オバマ氏夫妻は共同声明で、プレッティさんの死を「胸の痛む悲劇」とし、「党派に関係なく全ての米国人にとって、わが国の中核的価値観がますます攻撃にさらされているという警鐘でもある」と述べ、トランプ政権下で進む強硬な政策を問題視した。(c)AFP