豪首相、NATO部隊めぐるトランプ氏発言「全く容認できない」
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【1月25日 AFP】アフガニスタン紛争で北大西洋条約機構(NATO)同盟諸国の部隊が最前線を避けていたとドナルド・トランプ米大統領が主張したことに対し、オーストラリアのアンソニー・アルバニージー首相は25日、「全く容認できない」と述べた。
トランプ氏は、23日放送の米FOXニュースとのインタビューで「彼ら(NATO同盟諸国)はアフガンに部隊を派遣したと言うだろう」「確かに派遣したが、彼らの部隊は少し後方、最前線から少し離れたところにとどまっていた」と述べた。
各国からの批判が集まる中、トランプ氏は24日、発言を一部修正するような姿勢を見せている。
25日朝、公共放送局ABCの番組でアルバニージー氏は、トランプ氏の発言によって、戦死したオーストラリア兵の遺族が「傷ついている」と述べた。
「戦死した兵士の遺族は、この発言によって傷ついている。彼らは私たちの絶対的な敬意と称賛に値する」とアルバニージー氏は語った。また「アフガニスタンで従軍した4万人のオーストラリア人が示した勇気は、他の同盟国とともに民主主義と自由を守り、国家の利益を守るために最前線に立っていたことを示している」と彼は付け加えた。
トランプ氏の発言をめぐっては、キア・スターマー英首相が24日に強い口調で反発。こうした動きを受け、トランプ氏は英国軍を称賛し、自身の主張を一部修正したと受け止められている。
アルバニージー氏は、トランプ氏が英国軍を称賛したことに言及し、「昨夜の発言は最初の発言とは大きく異なる立場を示していると思う」と述べたが、最初の発言については「完全に不適切で、全く受け入れられない」と続けた。(c)AFP