【1月25日 AFP】ドナルド・トランプ政権が、弾圧で数千人が死亡した大規模デモの余波が続くイランに、米国在住イラン人移民を送還する計画を進めていると、NGOの全米イラン系米国人評議会(NIAC)が述べた。

送還は、1月初旬にピークを迎えてその後弾圧された一連の大規模抗議デモ発生以降では初めてのものとなる。

トランプ大統領はイラン政府による弾圧への報復として軍事攻撃を行うと繰り返し警告してきたが、イランが予定していた処刑を中止したと述べた後、トーンダウンしている。

NIACは22日、トランプ政権が昨年9月と12月に続き、イランへの送還フライトを再開する計画を進めているとの情報を得たと発表した。

NIACのジャマル・アブディ会長は「弾圧のさなかに『助けが向かっている』とイラン国民に約束した同じ政権が、今やイラン人を危険な場所に送り返している」と述べた。

米国におけるイランの利益を代表する外交官のアボルファズル・メフラバディ氏は24日、国営通信IRNAに対し、約40人が送還される予定だと述べている。

移民擁護団体である米移民協議会の声明によると、その中には同性愛が死刑に処されるイランで処刑の危険にさらされている2人のゲイ男性も含まれている。(c)AFP