【1月25日 AFP】ロシア、ウクライナ、米国の代表団は24日、アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビで2022年の侵攻開始後、初めてとなる直接交渉を終えた。協議中も、ウクライナではロシアによる大規攻撃が行われ、死傷者が出た。

米政府高官は、この会談が「大きな一歩」であり「多くの作業が行われた」と述べたが、最大の焦点だった領土問題では進展がなかった模様。

会談終了後、次回の3者会談は2月1日にアブダビで開催されると米国の当局者が述べ、協議の継続を「良い兆候」だと評価した。

一方、ロシアの首都モスクワでは、ウラジーミル・プーチン大統領がスティーブ・ウィトコフ米特使やドナルド・トランプ米大統領の娘婿ジャレッド・クシュナー氏と会談した。

米当局者は「約4時間の極めて実りある議論を行い、未解決の最終的な問題について話した」と述べた。会談の詳細は明らかにされていない。

こうした中、ロシアはウクライナの首都キーウと北東部ハルキウを攻撃し、1人が死亡、少なくとも23人が負傷したと当局が24日、明らかにした。

ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、ロシアが夜間に370機以上の攻撃用ドローンと21発のさまざまな種類のミサイルを発射したと述べた。これらの攻撃により、キーウでは一時、8万世帯以上が停電した。

ウクライナのアンドリー・シビハ外相は「アメリカ主導の和平プロセスを進めるためにアブダビで代表団が会合している最中に、(プーチン氏は)ウクライナに対して残虐な大規模ミサイル攻撃を命じた。彼のミサイルは我々の人々だけでなく、交渉の場も攻撃した」と述べた。(c)AFP