【1月24日 AFP】全豪オープンテニスは24日、気温40度に達する過酷な暑さにより、午後には屋外コートでの試合が中断された。氷の入った袋で体を冷やした選手たちは「打ちのめされる」ような気温について、口々に語った。

豪メルボルンパークでの大会7日目、選手や観客、審判らは、焼けつくような暑さに苦しみ、屋根のあるコートは灼熱(しゃくねつ)の太陽を避けるために開閉式の屋根が閉じられた。

試合は厳しい天候を見越して通常より早く開始されたが、朝からすでに過酷な条件だった。

女子シングルスの大会第6シード、ジェシカ・ペグラ(米国)は10時半開始のこの日最初の試合に登場し、ロシア出身のオクサナ・セレクメテワを6-3、6-2で一蹴。66分で試合を終えると「長い試合にならず、きょうは暑さで自分を追い込む必要がなかったのは良かった」と述べ、気温が上昇する中でフルセットマッチは避けたいと考えていたと続けた。

同じく米国のアマンダ・アニシモバは、氷を包んだタオルを巻きながら「きょうは暑かった」とオンコートインタビューに応じた。

男子シングルスの前回王者ヤニック・シナー(イタリア)は、屋根の開いたロッド・レーバー・アリーナで3回戦に臨んだが、暑さの中で体力的に苦しみ、ゲーム間では両太ももに氷袋を置いた。

第3セットでは治療が必要になるほどの激しいけいれんに襲われ、足を引きずりながらプレーする場面もあったが、猛暑によりアリーナの屋根を閉じることになって試合が中断されたことで救われた。

けいれんについてシナーは「きょうは運が良かった。屋根を閉めるとなると、少し時間がかかる。その間に体を少しほぐそうとした。それが助けになった」と述べた。

朗報としては、メルボルンの気まぐれな天気が25日には一変し、予想最高気温は24度になっている。しかし、残念なことに大会2週目は気温が再び上昇する見込みで、27日は最高気温が43度に達するとの予報が出ている。(c)AFP