メローニ伊首相、トランプ氏を平和賞に推薦できることを期待
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【1月24日 AFP】イタリアのジョルジャ・メローニ首相は23日、ドナルド・トランプ米大統領がウクライナ紛争を終結させ、ノーベル平和賞に推薦できることを期待すると述べた。
メローニ氏は、受賞を逃したことに不満を表明しているトランプ氏と親密な関係を築いている。
メローニ氏はドイツのフリードリヒ・メルツ首相との会談後の記者会見で、「いつかドナルド・トランプ氏がノーベル平和賞を授与されることを願っている」「彼がウクライナのための公正で永続的な平和の実現に貢献できれば、私たちもドナルド・トランプ氏をノーベル平和賞に推薦できると信じている」と述べた。
19日に公開されたノルウェーのヨーナス・ガール・ストーレ首相に宛てた書簡の中で、トランプ氏は昨年のノーベル平和賞を授与されなかったことへの不満を表明。「私は八つ以上の戦争を阻止した。それにもかかわらず、あなたの国は私にノーベル平和賞を授与しないと決めた。これを踏まえると、私はもはや純粋に平和のみを考える義務を感じない」と述べた。
トランプ氏は22日、「平和評議会」設立のための署名式典を開催した。平和評議会は当初、パレスチナ自治区ガザ地区の停戦と復興の監督を目的としていたが、今ではあらゆる種類の国際紛争の解決を目指すメカニズムへと変貌を遂げている。
イタリアは平和評議会への参加を要請されているが、メローニ氏は、同国は「憲法上の問題」に直面しているとトランプ氏に伝えたという。
報道によると、イタリアの憲法は、単独の外国人指導者が率いる組織への参加を認めていない。
トランプ氏は平和評議会の議長、米国代表、執行委員長を兼務している。
メローニ氏はトランプ氏に対し、「イタリアだけでなく、他の欧州諸国のニーズにも応えるため」、平和評議会の枠組みに関する議論を再開するよう要請したという。
メローニ氏は「私たちがこの仕事に取り組まなければならない」「私たちのような国の存在が、変化をもたらすことができる」と述べた。(c)AFP