トランプ氏 「平和評議会」設立式典で「新ガザ」計画発表
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【1月23日 AFP】米国のドナルド・トランプ大統領は22日、スイス東部ダボスで「平和評議会」の設立署名式典を開催し、その中で米政府関係者が「新ガザ」に関する計画を発表した。トランプ氏は、荒廃したパレスチナ自治区ガザ地区を「素晴らしい不動産」と表現している。
式典の大半は、ガザに対する計画についての説明に割かれた。トランプ氏の娘婿で、義父と同じく元不動産開発業者のジャレッド・クシュナー氏が、ガザ再建の「マスタープラン」と称するスライドを披露し、新たな入植地の地図や、「新ガザ」の文字の下に輝く海沿いのホテルや集合住宅の完成予想図が描かれていた。クシュナー氏は「それは希望になり得るし、目的地にもなり得る」と語った。
トランプ氏は、ガザ停戦合意の次段階でイスラム組織ハマスが武装解除しなければ「彼らの終わりになる」と警告している。
「平和評議会」は、トランプ氏がノーベル平和賞を受賞できなかったことへの不満を示し、国連が多くの国際紛争を解決できていないと非難を強める中で創設された。
19か国の首脳や政府関係者とともに設立憲章に署名したトランプ氏は、「この評議会は、これまでに創設された組織の中でも最も重要な存在の一つになる可能性がある」と述べた。
トランプ氏が議長を務めるこの評議会は当初、ハマスとイスラエルの戦争後のガザ停戦と復興を監督するために設計されていた。
しかし、その目的はその後、あらゆる国際紛争の解決へと姿を変え、トランプ氏が国連に対抗する組織を作ろうとしているのではないかという懸念を呼んでおり、フランスや英国を含む主要な同盟国は疑念を示している。
トランプ氏は、評議会は国連と「連携して」活動すると述べている。
トランプ氏とともにステージに立った19か国の代表者には、ハンガリーのオルバン・ビクトル首相やアルゼンチンのハビエル・ミレイ大統領といった親しいポピュリストの盟友2人、そして中東の君主制国家の関係者が含まれていた。
トランプ氏は約50か国が参加することを期待していると話し、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領も招待されているが、同氏はまだ招待状を検討中だと述べた。(c)AFP