【1月22日 AFP】中国は21日、英国にはロンドンのメガ中国大使館を承認する「義務」があると述べた。英政府は前日、ロンドン中心部への中国大使館移設を承認した。

中国外務省の郭嘉昆報道官は記者会見で、「外交施設建設に対する支援と便宜の提供は、受入国の国際的義務だ」と述べた。

敷地面積は約2万平方メートル。英国最大、西側諸国の首都中心部でも最大級の「メガ大使館」となる。

メガ大使館建設計画をめぐっては、英国に亡命した中国の反体制派へのスパイ活動や嫌がらせの拠点として利用されるのではないかとの懸念から、人権団体などが反対している。

スティーブ・リード住宅相は、移設承認の決定は最終的なものだと述べたが、ロンドンの住民たちが行動を起こすと表明しており、依然として法的措置に直面する可能性がある。

英国の前保守党政権時、大使館移設が障害となり中国との関係が急激に悪化した。

2024年総選挙で圧勝した労働党のキア・スターマー首相は中国との関係修復を目指しており、今月中国を訪問すると報じられている。

大使館移設承認が両国関係の改善につながる可能性はあるが、ダン・ジャービス安全保障相は、中国は依然として英国にとって国家安全保障上の脅威であり続けると指摘している。(c)AFP