【1月22日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領は、21日、デンマーク自治領グリーンランドの領有を巡り、武力行使を否定したが、同島を取得するための「即時交渉」を要求した。

トランプ政権は、北極圏でロシアと中国の軍事活動が活発化しており、グリーンランドを米国が管理するべきだと主張し、米軍の活用も「選択肢の一つ」と表明していた。

スイス・ダボスで開かれた世界経済フォーラム(WEF)年次総会での演説で、トランプ氏は「武力を行使する必要はない。武力を行使しない。米国が求めているのはグリーンランド。ただそれだけだ」と語った。

その上で、「米国によるグリーンランドの獲得について再び議論するために、即時交渉を求める」と述べ、グリーンランド領有の姿勢を改めて強調した。

演説後、トランプ氏は北大西洋条約機構(NATO)のマルク・ルッテ事務総長と会談。グリーンランドおよび北極圏全体に関する「将来の合意の枠組み」に達したとし、グリーンランド領有に反対する欧州諸国に対しする追加関税の発動を見送ると表明した。

ルッテ氏はAFPの取材に対し「今夜の会談は非常に良いものだった。しかし、まだ多くの作業が残っている」と語った。(c)AFP