【1月19日 AFP】<更新>高市早苗首相は19日、首相官邸で記者会見を開き、通常国会召集日の23日に衆院解散すると正式に表明した。総選挙は2月8日に投開票を行う。

高市氏は会見で「高市早苗が内閣総理大臣でよいのかどうか、今、主権者たる国民に決めていただく。それしかないと考えた」と述べた。

高市氏は昨年10月、衆参両院の本会議で第104代首相に指名された。女性の首相就任は初めて。

高市内閣の支持率は高水準を維持しており、総選挙で自民党の議席を増やし、政権基盤を安定させる狙いがある。

東京大学名誉教授の川人貞史氏によると、総選挙で自民党が単独過半数を獲得できれば、高市氏は他党への譲歩に縛られることなく政策を進めやすくなるという。

しかし、対中問題に関しては、選挙での勝利が必ずしも改善につながらないとする専門家もいる。高市自民が勝利した場合、日本のタカ派色に懸念を示す中国が、圧力をさらに強める可能性があるという。

台湾有事をめぐり「存立危機事態になりうる」とした高市氏の発言に中国政府は強い反発を示している。

中国外務省は昨年11月、日本への渡航を控えるよう国民に注意喚起した。今月には中国商務省が、日本への軍民両用(デュアルユース)品目の輸出管理を強化する措置を発表した。(c)AFP