【1月27日  People’s Daily】2025年9月14日から15日18日(現地時間)にかけて米中両国の経済貿易チームによるスペイン・マドリード会談が行われた。会談終了後、中国側は記者会見を主催し、中国商務部の李成鋼(LI Chenggang)副部長兼国際貿易交渉代表は「米中両国は、両国首脳の電話会談における重要な合意を積極的に履行し、米中経済貿易協議メカニズムの役割を十分に発揮し、協力的な方法でティックトック(TikTok)問題など双方が関心を寄せる経済貿易問題を適切に解決し、投資障壁を減らし、経済貿易協力を促進することについて、基本的な枠組みの合意に達した」と表明した。

TikTok問題について、李氏は「中国は一貫して、科学技術や経済貿易問題の政治化、道具化、武器化に反対しており、原則的立場、企業利益、国際的な公平と正義を犠牲にするようないかなる合意も求めない。中国側は国家利益と中国資本企業の合法的権益を断固として守り、法と規則に基づいて技術輸出の審査・承認を実施する。同時に、中国政府は企業の意思を十分に尊重し、企業が市場原則に則った上で、平等な商業的交渉を行うことを支持する」と述べた。

 
中国国家インターネット情報弁公室の王京涛(Wang Jingtao)副主任は、メディアの質問に答えて「米中両国は、企業の意思と市場原理を十分に尊重した上で、TikTokの米国のユーザーデータとコンテンツの安全業務委託運営、アルゴリズムなどの知的財産権使用権のライセンス許諾などの方法でTikTok問題を解決することについて、基本的な合意に達した。中国政府は法に基づいて、TikTokに関わる技術輸出、知的財産権使用許諾などの事項を審査する」と述べた。

また王副主任は「中国政府は一貫して、中国資本企業の合法的権益の保護を断固として支持し、中国企業が海外で積極的に展開・発展することを支持している。米国側が、双方が合意した内容に基づき、TikTokを含む中国企業が米国において持続的に事業運営を行うための、開放、公平、公正かつ差別のないビジネス環境を提供し、米中経済貿易関係の安定した健全で持続可能な発展の推進を望む」と加えた。

李副部長は「中国側が米国側と合意したのは、我々が評価・判断した結果、この合意が双方の利益に合致すると考えたからだ。TikTok問題に関する議論を通じて、双方は安定した健全な米中経済貿易関係の重要性をさらに認識した。両国のチームは今後も緊密な意思疎通を保ち、関連の成果文書の詳細について協議し、それぞれ国内の承認手続きを履行していく」と述べた。

李氏はさらに「一連の経済貿易協議を経た後も、米国側が依然として中国企業に対する制裁を拡大し続けていることに対し厳重に注目している。米国側は国家安全保障を拡大解釈し、中国企業に対する制裁リストを拡大し続け、米国外の活動においても米国法の立場で規制をかけるいわゆる『長腕管轄の手』をますます伸ばしている。これは典型的な一方的ないじめ行為・覇権的な行為であり、国際法および国際関係の基本原則に反するものである。中国はこれに断固として反対し、会談で米国側に厳しい懸念を表明した」と強調した。

李氏は「米中経済貿易協議の成果は容易に得られたものではない」と強調し、「米国は一方では中国に米国の懸念に対する配慮を求めながら、他方では中国企業を引き続き抑圧するということは許されない。中国は米国に対し、誤りを是正し、これらの制限措置を速やかに撤廃し、中国側とともに歩み寄り、得難い米中経済貿易協議の成果を共に守り、二国間経済貿易関係の健全で安定した持続可能な発展を推進するよう促す」と述べた。

李氏は、ホスト国であるスペインが今回の経済貿易会談に提供した強力な支援と温かいもてなしに対して、感謝の意を表した。(c)People’s Daily /AFPBB News