【1月19日 AFP】米国防総省が、移民取り締まりをめぐる混乱に揺れるミネソタ州への派遣に備えて米兵1500人に準備を命じたと、18日に米メディアが報じた。

数日前にドナルド・トランプ米大統領は、「武装反乱」や「国内における暴力行為」を抑えるために軍隊の展開が可能となる反乱法の発動を示唆していた。

部隊の配備計画はまず米ABCが報じた。同局は匿名の国防当局者2人の話として、アラスカ州に駐屯する1500人の現役陸軍空挺部隊が警戒態勢に入ったが、大統領は配備について最終決定を下していないと伝えた。

反乱法が米国で発動されたのは30年前となっているが、連邦政府による軍隊配備の動きは政権とミネソタ州当局の対立を激化させると見られている。

ミネソタ州公安局は17日、ティム・ウォルズ知事の指示により州兵が警察と緊急事態管理機関の支援のために動員されたと発表した。

ミネアポリスのジェイコブ・フレイ市長は18日、移民・税関捜査局(ICE)や国境警備隊といった3000人の連邦捜査官を、「文字通りわれわれの都市を侵略した占領軍」と表現した。

米CBSの「フェイス・ザ・ネーション」に出演したフレイ市長は、連邦捜査官の人数が600人の市警官数を5対1の割合で上回っているとし、1500人の米兵が加わる準備をしているという報告に懸念を表明している。(c)AFP