欧州諸国「団結して反対」、グリーンランド巡る米国の関税を非難
このニュースをシェア
【1月19日 AFP】欧州8か国は18日、米国のドナルド・トランプ大統領がデンマーク自治領グリーンランド領有の思惑に反対した国に関税を課す意向を示したことを非難し、大西洋を挟んだ関係が危機にさらされていると警告した。
デンマークや英国、フィンランド、フランス、ドイツ、オランダ、ノルウェー、スウェーデンは、グリーンランドを米国に譲渡しなければ最大25%の関税を課すとトランプ氏が述べたことに対し「団結して反対する」とし、「関税の脅しは大西洋を挟んだ関係を損ない、危険な悪循環を引き起こすリスクがある」と述べた。
欧州理事会は、18日にベルギー・ブリュッセルで行われた欧州連合(EU)大使による会合を受け、数日以内にもEU首脳のサミットを招集するとしている。
また、北大西洋条約機構(NATO)のマルク・ルッテ事務総長は、トランプ氏と「グリーンランドと北極の安全保障状況」について話し合ったと述べた上で、今週開幕するダボス会議で再度協議することを望んでいると述べた。
一方で、フランスのエマニュエル・マクロン大統領の側近は、トランプ氏が追加関税を実行に移した場合、EUに「対抗措置」を発動するよう求めている。(c)AFP