韓国の人気大学修学能力試験講師ヒョン・ウジン氏=メガスタディ教育のキャプチャー(c)news1
韓国の人気大学修学能力試験講師ヒョン・ウジン氏=メガスタディ教育のキャプチャー(c)news1

【01月17日 KOREA WAVE】韓国の「一流講師」として知られるヒョン・ウジン(39)氏とチョ・ジョンシク(44)氏が、模擬試験問題の不正取引に関与したとして起訴された。2020年から約4年間にわたり、複数の現職教員に最大1億8000万ウォン(約2000万円)を支払っていたことが明らかになった。

1月14日、野党「国民の力」のパク・ジュンテ議員室が公開した起訴状によると、ヒョン氏は2020年3月から2023年5月までの間、ある数学教師に対して数学試験問題の提供を受ける見返りとして、計1億7909万ウォンを送金した。

また、別の教師には20回にわたり1億6777万ウォン、さらに別の教師には37回にわたり7530万ウォンを支払った。この教師は自分名義ではなく、配偶者名義の口座を使って金銭を受け取っていたという。

一方、英語講師であるチョ・ジョンシク氏は、2020年12月、自身の講義用教材を制作する企業の職員に対して、授業で使用する英語の問題を現職教員から入手するよう指示した。

この職員は後に自ら教材制作会社を設立し、2人の現職英語教師に対し、合計67回にわたり計8351万ウォンを支払って問題の提供を受けた。

韓国の「不正請託および金品等の授受の禁止に関する法律」では、私立学校の教員が職務に関係なく、1回あたり100万ウォン以上、年間で300万ウォン以上の金品を授受することを禁止している。

さらにチョ氏は、2021年1月、職員に対して「市販前の『修学能力特講教材』ファイルを現職教員を通じて入手してほしい」と提案した。これに応じてこの現職職員は、まだ出版されていなかった「2022学年度 修能特講 英語読解練習」教材ファイルをチョ氏らに提供したとされる。

ソウル中央地検は2025年12月29日、ヒョン氏とチョ氏を不正請託禁止法違反などの容疑で在宅起訴した。今回の事件では、両氏を含む学習塾関係者および現職・元教員ら計46人が、大学入試模試関連の問題を不正に取引した疑いで起訴されている。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News