【1月17日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領は16日、ミネソタ州での不法移民摘発に対する抗議デモに対し、1807年内乱法を直ちに発動する必要はないと述べた。前日には同法の発動を示唆していた。内乱法は特定の状況において、大統領に軍を国内に展開させる権限を付与するもの。

だがCBSニュースは、司法省がミネソタ州のティム・ウォルズ知事とミネアポリスのジェイコブ・フレイ市長について、連邦職員の職務を妨害したとして捜査していると報じるなど、ホワイトハウスとミネソタ州の対立は激化している。

ウォルズ知事とフレイ市長は、州内での不法移民摘発に対する平和的な抗議デモを呼び掛けている。AFPは司法省にコメントを求めたが回答は得られていない。

今週、トランプ氏とウォルズ、フレイ両氏との対立が激化する中、トランプ氏は軍を派遣して抗議デモの取り締まりに当たらせるのを可能にする内乱法の発動を示唆していた。

ホワイトハウスで記者団に反乱法の発動について問われると、トランプ氏は「必要であれば使うが、今のところ使う理由はないと思う」と答えた。

反乱法は、「武装反乱」や「内乱」の鎮圧などの特定の状況において、大統領が民警団法(軍が国内の治安維持活動に介入することを原則禁止する)を回避し、「必要と考える範囲で」軍隊を使用することを可能にする。(c)AFP