韓国・現代製鉄、YouTubeで「社員座談会風」コンテンツ…組織文化、人事評価語る
このニュースをシェア
【01月17日 KOREA WAVE】韓国の大手鉄鋼メーカー・現代製鉄が、YouTubeコンテンツを通じて社員の本音や職場文化を率直に発信する試みに乗り出した。2025年12月31日に公開された映像「ソウルに家を持ち、現代製鉄に勤めるチョン代理
」では、俳優チョン・スンウォン氏が人気ドラマ『キム部長物語』のスピンオフ的な役柄で登場。現職社員との「居酒屋トーク」形式で組織や人事制度に関するリアルな対話を展開している。
映像では、同僚との飲み会を模した雰囲気の中、「一所懸命に働いたと思っても、他人から見れば評価は違うかもしれない」などと、成果主義と自己評価のギャップに悩む社員の声が登場。また「高評価を他人に譲ったせいで自分が損をした」という、いわゆる“評価の譲渡”問題についても言及された。
これに対し、広報チームのキム・ビョンギュ氏は「年功序列よりも成果重視に変わりつつあるが、自他の評価にずれがあるのは避けられない」と語り、現実的な視点を提示。イ・サンフン課長も「評価後の落胆を和らげるためにも、メンタリングができる人の存在が重要」と応じた。
また、製鉄所勤務の実情についても率直に言及。製造現場で働くエンジニアの苦労に触れ、「現場はどうしても大変な部分がある。感謝の気持ちを忘れないでほしい」と訴える場面もあった。
このコンテンツは、2023年に韓国で大きな話題となったドラマ『キム部長物語』にヒントを得たもの。視聴者に身近な存在であるサラリーマンの“等身大の姿”を通じて、企業文化を伝える試みだ。B2B(企業間取引)企業である現代製鉄が、一般消費者との接点を模索するブランディング戦略の一環とも受け止められている。
現代製鉄の関係者は「鉄は単なる素材ではなく、産業と文化、芸術と交差する新たな可能性を秘めている。時代と共鳴できるコラボレーションを模索していく」と述べた。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News