米政府がイラン治安当局者に制裁、デモ抗議弾圧で
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【1月16日 AFP】米政府は15日、イランの平和的な抗議活動に対する暴力的な弾圧を指揮したなどとして、国家安全保障最高評議会のアリ・ラリジャニ書記ら治安当局者に制裁を科した。
スコット・ベセント米財務長官は、イラン史上最大の反政府抗議を受けてこの措置を発表した。弾圧に加えて1週間にわたるインターネット遮断もあり、デモはここ数日で沈静化している。
ベセント氏は、措置はドナルド・トランプ米大統領の指示によるものだとし、「米国はイラン国民の自由と正義を求める声を強く支持する」と述べた。
対象となったラリジャニ書記について米政府は、弾圧を調整し、抗議参加者に対する武力行使を呼びかけたと非難した。
その他、法執行部隊とイラン革命防衛隊(IRGC)の地域司令官4人も、ロレスターン州とファールス州での弾圧に関与したとして制裁を受けた。
さらに米財務省は、アラブ首長国連邦(UAE)やシンガポール、英国のフロント企業を通じて石油販売の収益を洗浄する「シャドーバンキング」のネットワークを運営しているとされる18人と団体にも制裁を科している。(c)AFP