トランプ氏が反乱法の発動示唆 ミネソタ抗議デモの激化受け
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【1月16日 AFP】米国のドナルド・トランプ大統領は15日、先週、移民・税関捜査局(ICE)の職員が女性を射殺したことでミネソタ州での抗議活動が激しくなる中、軍隊の国内配備を可能にする反乱法の発動を示唆した。
14日夜にICE職員からもう1人が発砲を受けて負傷したことでさらなる抗議活動が起こり、緊張は一夜にして一層高まった。
トランプ氏は自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」への投稿で、反乱法を発動すると威嚇。「ミネソタ州の腐敗した政治家たちが法律を守らず、職務を果たそうとしているだけのICEの愛国者たちを攻撃する職業的な扇動者や反乱分子を止めないのであれば、私は反乱法を発動する。そして、かつて偉大だったその州で起きている茶番劇を速やかに終わらせる」と投稿した。
トランプ氏はこの数か月、違法移民取り締まりのための州兵派遣を阻止する抗議や裁判所の決定に対して怒りをあらわにし、反乱法発動をほのめかしてきた。
反乱法は、反乱と見なされる騒乱を鎮圧するために大統領が治安維持目的で軍隊を動員できる19世紀の法律となっている。
最後に使われたのは1992年で、前年に黒人運転手を殴打した警官が無罪となってロサンゼルスで前例のない暴動に直面したカリフォルニア州知事からの要請を受け、当時のジョージ・H・W・ブッシュ大統領が発動した。(c)AFP