【1月15日 AFP】米国移民・税関捜査局(ICE)の職員が15日、ミネソタ州ミネアポリスで男性に発砲したと市当局が明らかにした。市当局は市民に「冷静さを保つ」よう呼び掛けている。この発砲は、先週同市でICE職員が地元住民の女性を射殺した事件に続くものだ。

ミネアポリス市当局は、X(旧ツイッター)への投稿で市民に対し、「怒りがあることは理解している」と述べた上で、ICEに対しては「直ちに市および州から離れるよう改めて要求する」と書いた。

国土安全保障省(DHS)は、発砲について「ベネズエラ出身の不法移民」とされた男が当局が身柄拘束を試みた際に抵抗したと説明している。DHSによると、「被疑者と職員が地面で格闘している間、近くのアパートから2人の者が出てきて、雪かき用のスコップとほうきの柄で職員に攻撃を仕掛けた」という。職員は「自らの生命を守るため」に発砲し、最初の被疑者の脚に当たったとしている。

市や州の議員や公職者らは、ICEを含む国土安全保障省職員の行動を改めて非難している。ミネソタ州のティム・ウォルズ知事は14日、SNSに投稿した動画で「武装し、マスクを着け、訓練が不十分なICE職員による戸別尋問」が行われていると指摘し、「連邦政府が混乱、破壊、そしてトラウマを私たちのコミュニティーにもたらしている」と非難した。(c)AFP