韓国の「1日1アイスアメリカーノ」はもう昔話?…コーヒー価格が7.8%上昇、会社員から悲鳴も
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【01月15日 KOREA WAVE】主要コーヒー生産国であるブラジルやベトナムで天候不良が続いたうえ、ウォン安が長期化した影響で、韓国では2025年のコーヒー価格が大幅に上昇したことが明らかになった。「1日1アイスアメリカーノ」がライフスタイルとして定着していた中で、原材料価格の上昇が消費者物価の負担増につながっている。
韓国統計庁の国家統計ポータル(KOSIS)によると、2025年12月のコーヒー消費者物価指数は143.98(基準年2020=100)で、前年同月比7.8%上昇した。インスタントや缶コーヒー、コンビニのパウチタイプも含まれる。
外食としてのコーヒー価格も同期間で4.3%上昇。低価格コーヒーチェーンでも1杯あたりおよそ100ウォン(約11円)の値上げがみられた。
大手チェーンでは、コーヒービーンが1月5日よりドリップコーヒーとデカフェオプションの価格を引き上げた。スモールサイズのドリップコーヒーは4700ウォンから5000ウォンに、レギュラーは5200ウォンから5500ウォンに変更。デカフェへの変更料金も300ウォンから500ウォンへ上がった。
格安チェーンの「バナフレッソ」も、アイスアメリカーノのテイクアウト価格を1800ウォンから2000ウォンへと11%超の値上げを実施。「メガMGCコーヒー」も昨年、主力商品を200〜300ウォン値上げしている。
今回の価格上昇の背景には、コーヒー豆の生産国における気候リスクとウォン安がある。ブラジルやベトナムでは干ばつや豪雨が重なり、生産環境が悪化。これにより国際相場が急騰している。
昨年末にはポンドあたり2ドル台だったアラビカコーヒーの先物価格は、最近では3ドル後半まで上昇。1年で30%以上も値上がりしており、韓国のコーヒー輸入物価指数も11月時点で前年同月比3.6%上昇した。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News