ビーガンブームは終息?…植物性食品で海外市場開拓に挑む韓国企業
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【01月15日 KOREA WAVE】韓国国内では終息ムードが漂うビーガン食品市場だが、食品企業による海外展開はむしろ加速している。米国や欧州を中心に植物性代替食品市場が拡大する中、韓国の「K-フード」ブランドも輸出や新商品開発を強化し、グローバル市場に打って出る姿勢だ。
市場調査会社「フォーチュン・ビジネス・インサイツ」によれば、世界の植物性代替食品市場は、2024年の374億ドルから、2032年には1030億ドルへと、年平均13.5%の成長が見込まれている。
市場を牽引するのは米国と欧州。中でも健康志向の高い米国では、2032年の市場規模が約39兆ウォンに達すると予測されている。欧州では気候変動や持続可能性への意識が高く、ビーガン製品がすでに定着しつつある。
一方、韓国ではかつての「ビーガンブーム」が失速。例えば、イーランドのビーガンアイス「ビギンスクリーム」は2023年に販売終了。バーガーキングやドミノピザ、ノーブランドバーガーなどが相次いで販売中止するなど、主だった製品が市場から姿を消している。
国内市場が縮小傾向にある中、一部の食品メーカーは「輸出志向」を強めている。特に海外でも人気の高い植物性の麺類や飲料を中心に事業を展開している。
「正しい食生活」を掲げるプルムウォンは、ビーガン専門ブランドを立ち上げ、小麦不使用の「ゼロ麺」(豆乳麺・豆腐麺)に注力。2024年には豆乳麺の需要増に対応し、月間生産量を従来の4倍に拡大した。
プルムウォン関係者は「代替肉ではなく代替麺中心に展開を再構築しており、市場の反応に応じて規模を拡大する」と語る。米国、イギリス、シンガポール、タイなどへの小規模輸出も試験的に進めている。
植物性飲料分野では、毎日乳業が市場をリード。自社製品の「毎日豆乳」シリーズや「アメイジング・オーツ」シリーズを展開し、米国ブランド「アーモンドブリーズ」も韓国・中国で販売している。
フランスでは乳製品工場がオーツミルク専用工場に転換されるなど、オーツミルクはグローバルでも急成長中のカテゴリー。毎日乳業も毎年10〜20%の成長率を維持しており、中国のスターバックスにも製品を納入するなど販路拡大中だ。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News