AI関連学科への関心が急上昇…韓国の大学入試で3年連続志願者増加
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【01月14日 KOREA WAVE】韓国で人工知能(AI)関連学科への大学入試志願者が3年連続で増加している。AI産業の重要性が高まる中、政府の政策的支援も強化されており、将来の就職に有利とする認識が広がっているためとみられる。
韓国の大手受験専門機関・鍾路学院の分析によると、2026年度における主要20大学のAI関連学科への大学入試(正規入試)志願者は計4896人で、2025年度(4222人)に比べて674人、16.0%の増加となった。AI学科志願者は2024年度3069人、2025年度4222人、2026年度4896人と右肩上がりで増加している。
各大学でAI関連学科の新設や、既存学科との統合が進んでおり、募集人員も拡大傾向にある。2024年度は498人、2025年度は545人だったが、2026年度は648人に増えた。
自然系・人文系の両方で志願者の増加が確認されており、自然系では前年比17.3%、人文系では7.7%の伸びとなった。
地域別にみると、自然系を募集するソウル圏11大学では志願者が3293人で前年より12.6%増加。京畿・仁川地域の2大学では353人で49.6%増、地方の7大学も634人で29.7%増加した。
ソウル圏の主要大学では、韓国の名門私立大学・高麗大学のインテリジェンス学科で志願倍率が5.5倍となり、志願者は前年より36.0%増の219人に達した。
西江大学では、AI基盤自由専攻学部およびインテリジェンス学科の2学科で、平均倍率が23.5倍。中でもAI基盤自由専攻学部は35人の募集に対し1000人が志願し、競争倍率は約28.6倍に達した。
ソウル市立大学では、インテリジェンス学科と先端AI学部の志願者がそれぞれ前年比193.2%、33.3%増加。先端AI学部はわずか3人の募集に108人が志願し、倍率は36.0倍となった。
地方でも拠点国立大学を中心に志願者が大幅に増加。慶北大では前年比67.2%増、釜山大と忠南大でもそれぞれ42.3%、64.7%の伸びを記録した。
人文系のAI関連学科でも増加傾向が見られる。梨花女子大学のインテリジェンスデータサイエンス学部(人文系)では志願者が前年比14.1%増、倍率は13.8倍となった。東国大学のコンピューターAI学部(人文系)と国民大学のAIビッグデータ融合経営学科(人文系)もそれぞれ2.1%、11.0%の志願者増となった。
鍾路学院のイム・ソンホ代表は「AI関連産業が国内外で注目を集めており、政府の政策面でも重点が置かれている。自然系・人文系を問わず、就職に有利と判断した学生の志願が増えている」と分析している。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News