2025年9月29日、団体観光ビザ免除措置が始まった日にソウル中区の新羅免税店を訪れた中国人観光客(c)news1
2025年9月29日、団体観光ビザ免除措置が始まった日にソウル中区の新羅免税店を訪れた中国人観光客(c)news1

【01月14日 KOREA WAVE】韓国のイ・ジェミョン(李在明)大統領による中国への国賓訪問と韓中首脳会談を契機に、中国による韓流制限措置「限韓令」が段階的に緩和される可能性が浮上し、韓国の美容医療機器業界に追い風が吹いている。中国市場の再開放への期待が高まり、K-ビューティー分野の成長モメンタム再獲得が注目されている。

限韓令は2016年の最新鋭迎撃システム「終末高高度防衛(THAAD)ミサイル」配備以降、中国政府が非公式に施行してきた韓国に対する制限措置であり、韓国の芸能・コンテンツだけでなく、消費財や医療機器など幅広い分野に影響を与えてきた。

美容医療機器業界も例外ではなく、中国での認可取得の遅れ、流通の制限、マーケティング活動の妨げなどにより、多くの韓国企業が中国市場から実質的に撤退を余儀なくされた。しかし、昨今の高官級交流の再開や観光・文化分野での規制緩和の兆しは、韓国企業にとって明るい材料だ。

イ・ジェミョン大統領は1月7日、中国訪問中の記者団との懇談で「限韓令の解除は分野ごとに異なるが、(習近平国家主席が)実務部門で具体的な協議を進めるよう指示した。焦らず段階的かつ円滑に進めるべきだ」と述べた。

中国の美容医療市場は、拡大する中間層と美容意識の変化を背景に成長を続けており、特に非侵襲・非手術系の施術人気が高まり、エネルギー系美容医療機器の需要も着実に増えている。韓国が強みを持つ高強度集束超音波(HIFU)、高周波(RF)、レーザー機器などの分野では引き続き大きな市場が期待されている。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News