【1月13日 AFP】ドイツのフリードリヒ・メルツ首相は13日、抗議活動への弾圧で数百人が死亡したとされ、国際社会から圧力が高まるイランについて、政権の終わりが近づいているとの見方を示した。

インドを訪問中のメルツ氏は、南部ベンガルール(旧バンガロール)で記者団に対し「暴力に頼って権力を維持するようになった政権は、事実上終わりだ」とし、「われわれは今、この政権の最後の時を目撃していると信じている」と続けた。

イランの指導者については、国民によって選出されたものではなく「正当性がない」とも指摘。「この混乱を平和的に終わらせる手段があることを願っている」と述べた。

また、イランでの民主的な政府への平和的な移行を実現するため、ドイツ政府は米国や欧州各国政府と連絡を取り合っていることを明らかにした。

ノルウェーを拠点にする人権団体の推計によると、イランでの抗議活動に対する暴力的な弾圧で、これまでに少なくとも648人が死亡した。(c)AFP