ズボンなしで地下鉄に乗ろう! 英ロンドンで恒例イベント
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【1月13日 AFP】英ロンドンで11日、ズボンを着用せずに地下鉄に乗る毎年恒例のイベント「ノー・トラウザー・オン・チューブライド」が行われ、約100人の参加者が市中心部に集まった。混雑する都市の地下鉄でズボンを脱ぐという行為を「ただ楽しむ」ことが目的だ。
凍える冬の日に開催されたイベントでは、コート、帽子、手袋を身につけて列車に乗り込んだ参加者たちが、お互いにうなずき合ってからズボンを下した。
参加者の一人、IT企業で働くウィリアム・スカナラップさん(32)は「ひどい別れ」を経験したために「何か違うことをしたい」と思ったのだと言う。
「できるだけキュートに見えて、デートのプロフィル写真を撮ることができればいい」と混雑した車両に乗り込む際にAFPに語った。
周囲の通勤客たちは顔を赤らめ、笑い、子どもたちの目を覆った。ある男性は息子に「何も見るものはないよ」と言っていた。
「ノー・トラウザー・オン・チューブライド」は、2002年にニューヨークで始まった同様のイベントに触発されて始まった。ロンドンでは2009年から毎年の恒例行事になったと、主催者のデーブ・セルカークさんは言う。
英国では下着のことをパンツと呼ぶため「ニューヨークでは『ノーパンツ』と呼ばれるが、ロンドンでは『パンツ』の意味が違う」のだと説明した。
また「今の世界は荒れている。純粋に楽しむだけのイベントがあってもいい」と語った。
イベントに参加したメキシコ人のカップルは「大好き。とてもいたずらっぽくて、とても英国的」「違法ではないが、(常識の)限界を少し押し広げているような感じ、それがいい」と感想を述べた。
マーケティングの仕事をしているという男性(28)は、いざ(ほぼ)すべてをさらけ出す時が来ると、足がすくむかもしれないと話した。
「ロンドンでは、ユニークなことをすべて試さなければならない。少し限界を押し広げるようなことをすることが重要だと思う」と述べ、この日のために「スクワットを少しやった」と明かした。(c)AFP/Akshata KAPOOR