【1月13日 AFP】モルドバのマイア・サンドゥ大統領は、英国のポッドキャスト番組で、欧州連合(EU)および北大西洋条約機構(NATO)加盟国である隣国ルーマニアとの統一の是非を問う国民投票が実施されれば、賛成票を投じると述べた。

旧ソ連構成国であるモルドバは、人口約240万人で、その大半がルーマニア語話者。ルーマニアとウクライナの間に位置し、親欧州派のサンドゥ氏は、ロシアが干渉を試みていると繰り返し警告している。

サンドゥ氏は、11日に公開された英国のポッドキャスト番組「The Rest is Politics」のインタビューで、「モルドバのような小国が民主主義国家、主権国家として存続すること、ロシアに抵抗することはますます困難になっている」「もしモルドバでルーマニアとの統一の是非を問う国民投票が実施されれば、賛成票を投じる」とサンドゥ大統領は述べた。

だが、「世論調査を見ると、現時点でルーマニアとの統一を支持する国民は過半数には達していない」と認め、EU加盟を「より現実的な目標」と呼んだ。

サンドゥ氏の下で、モルドバはEU加盟を申請しており、交渉が昨年開始されたばかりだ。

モルドバは、14世紀にモルドバ公国(現ルーマニア)が領有、16世紀にはトルコが支配、1812年にロシアが併合。1918年にルーマニア領となったがその後ソ連に併合された。1991年に独立を宣言した。(c)AFP