【1月13日 CGTN Japanese】中国スマートフォン大手の小米(シャオミ)は自動車事業を加速させています。同社は電気自動車(EV)「SU7」の新型モデルを発表し、2026年4月の市場投入を予定していると明らかにしました。安全性を「基礎であり前提」と位置付けた設計思想の下、性能やデザイン、知能化技術を大幅に強化し、競争が激化する中国EV市場での存在感向上を狙います。

新型SU7は、新色のボディーカラーや新デザインのホイール、刷新された内装を採用し、外観と質感を高めました。性能面では全車種で長距離走行に対応し、最大航続距離は902キロに達するとしています。また、全モデルにライダー(LiDAR)を標準装備し、運転支援機能をフル搭載することで、安全性と快適性の両立を図りました。さらにシャシーを大幅に改良し、走行時の質感を一段と高めたとしています。予約受け付けはすでに開始されており、予定価格は22万9900元(約520万円)からとしています。

小米創業者で最高経営責任者(CEO)の雷軍氏は、自動車事業について「運転者の夢を載せる車を作ること」を当初の目標として掲げてきたと説明しました。小米は2024年3月に初代SU7を正式発表し、翌4月から納車を開始しました。デザイン性や走行性能、スマート機能が市場で高く評価され、発売後はヒット商品となっています。発売から約1年9カ月で累計36万台以上を納車し、月平均販売台数は1万7000台を超えました。自動車情報サイトのデータによると、20万元(約450万円)以上のセダン市場で最も売れた車種になったとしています。

小米は今後もソフトウエアの無線更新(OTA)やサービスの高度化を通じて顧客体験の向上を図る方針です。SU7の新型モデルを軸に、自動車事業を同社の新たな成長エンジンとして育成する姿勢が鮮明になっています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News