『ワン・バトル』4冠、『ハムネット』が予想覆す ゴールデングローブ賞
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【1月12日 AFP】第83回ゴールデングローブ賞の授賞式が11日、米ハリウッドで開催され、ミュージカル/コメディー部門の最優秀作品賞に『ワン・バトル・アフター・アナザー』が選ばれた。ドラマ部門の最優秀作品賞はクロエ・ジャオ監督の『ハムネット』だった。
ポール・トーマス・アンダーソン監督の『ワン・バトル・アフター・アナザー』はレオナルド・ディカプリオ演じる高齢革命家を中心に描かれた作品で、9部門でノミネートされ、コメディー部門最優秀作品賞、監督賞、脚本賞、助演女優賞の4冠を獲得した。
暴力的な左翼過激派、移民の強制送還、白人至上主義者を描いた波乱に富んだ同作は、深く分断された米国の現状において観客や批評家の心をつかんだ。
しかし、主演のディカプリオは注目された主演男優賞(ミュージカル/コメディ)を逃した。受賞したのは『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』のティモシー・シャラメだった。
今年のゴールデングローブ賞での最大の驚きとなったのは、ウィリアム・シェイクスピアとその妻が息子の死に直面する人生を描いた『ハムネット』のドラマ部門最優秀作品賞選出だった。
事前の予想では、1930年代の人種隔離された南部を舞台にしたライアン・クーグラー監督のホラー映画『罪人たち』が有力視されていた。
『ハムネット』でシェイクスピアの悲しみに暮れる妻アグネスを演じたジェシー・バックリーがドラマ部門の最優秀女優賞を受賞した。(c)AFP