北朝鮮、党第9回大会控え幹部への思想統制強化…「骨を削るような苦労」で忠誠要求、全人民に成果促す
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【01月12日 KOREA WAVE】北朝鮮は朝鮮労働党第9回大会の開催を目前に控え、経済部門の成果を引き出すため、幹部に対する思想教養と統制を強化している。党機関紙・労働新聞は8日付の社説で、幹部に対し「人民のための献身的奉仕の誇らしい成果をもって、堂々と党大会を迎えよ」と呼びかけた。
社説では「人民が喜び、望む仕事を自ら進んで探し出すことが、党が求める幹部の闘争姿勢であり、仕事ぶりである」と強調。幹部とは「名誉や権力を意味するものではなく、人民のためにより重い荷を背負い、より多くの苦労をする“使い走り”である」とし、自己犠牲的な姿勢の徹底を求めた。
さらに「一度や二度、困難な現場に立ったからといって人民の信任が得られるわけではない」とし、利己的な損得勘定を持ち込むことへの警戒感も示した。
労働新聞は、幹部教育と統制の重要性を繰り返し強調。「党組織は、幹部が『自分が楽をすれば人民が苦しむ』『自分が骨を削るような苦労をしてこそ人民が楽になる』ということを常に自覚させなければならない」と訴えた。
同紙は特集記事「栄光の第9回党大会に向け力強く前進しよう」において、「党第9回大会は目前に迫っている」と大会の開催時期が近いことを示唆。「全国の幹部・党員・勤労者たちが、それぞれの職場・立場を問わず、誇らしい努力の成果で大会を迎えようと新年の進軍に勇気百倍で立ち上がっている」とし、国内全体の総動員体制を強調した。
また、金属・化学肥料・電力・炭鉱など各部門の経済単位が、全国的な「総進軍」を加速するため、積極的な経済組織事業に取り組んでいると伝えた。
北朝鮮は年初に開催が見込まれる第9回党大会を前に、幹部および国民に対する思想動員を強め、各分野での成果創出を急いでいる。具体的な開催日や詳細については依然として明らかにされていないが、韓国国家情報院は昨年11月の国政監査において「大会は今年2月ごろ、軍事パレードとともに開催される見通し」と報告しており、専門家の間でも1〜2月中の開催が有力視されている。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News