米政権、抗議続くミネアポリスに捜査官を追加派遣
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【1月12日 AFP】米国のクリスティー・ノーム国土安全保障長官は11日、ミネソタ州ミネアポリスにさらに数百人の連邦捜査官を派遣すると述べた。米国移民・税関捜査局(ICE)職員の発砲で女性が死亡した事件を受け、同市の民主党指導者が求めた撤退要求を退けた形だ。
レニー・ニコール・グッドさん(37)が亡くなったことで、ドナルド・トランプ米大統領の厳しい移民取り締まりに対する全国的な抗議を再燃している。
一方でノーム氏は、複数のテレビインタビューで、グッドさんを射殺したICE職員を擁護。7日のグッドさんの行動が「国内テロ」に相当するもので、射殺は正当防衛だったとの主張を繰り返した。
ミネソタ州のティム・ウォルズ知事やミネアポリスのジェイコブ・フレイ市長ら民主党関係者はこの見解に強く異議を唱えており、拡散されている現場映像では、グッドさんの車両が職員から離れようとしており、職員の命は危険にさらされてはいないことを示していると述べている。
事件捜査が開始されたばかりながら、なぜ断定的な発言ができるのかとCNNに問われたノーム氏は、自分と政権が正しいと主張。「なぜ、人々の安全を守ろうとしている大統領と議論するのか?」と応じた。
またFOXニュースの「Sunday Morning Futures」では、11~12日にかけて数百人の連邦捜査官が到着し、職員が「ミネアポリスで安全に活動できるようにする」と語った。
この日、ミネアポリスのICE施設の外では抗議のプラカードを掲げたデモ参加者に対して、当局者が催涙スプレーを使用する場面も見られた。ノーム氏は民主党がICE職員への暴力を助長しているとし、「ウォルズ知事やフレイ市長の発言を見れば、彼らはこの状況を極めて政治化しており、不適切に語っている」とCNNの「State of the Union」で語った。(c)AFP