【1月11日 AFP】サッカーイングランドFAカップは10日、各地で3回戦が行われ、前回王者のクリスタルパレスが6部のマクルズフィールドFCに1-2で敗れる大会史上最大の番狂わせを喫し、連覇を逃した。

英サッカーのピラミッド構造の中でプレミアリーグのパレスとナショナルリーグ・ノース(6部相当)のマクルズフィールドには117位の差があり、これは格下が金星を挙げた中では大会史上最大の差だった。

2020年に未払いの負債のため解散からの再建を余儀なくされたマクルズフィールドは、前半にポール・ドーソン、後半にアイザック・バックリーリケッツが得点を決め、歴史的な白星を飾った。

元イングランド代表のウェイン・ルーニー氏を兄に持つマクルズフィールドのジョン・ルーニー監督は「信じられない。こんなことになるとは思っていなかった」「可能だと思っていなかったが、何かが起こるかもしれないという希望はあった」と振り返った。

一方、パレスを率いるオリバー・グラスナー監督は前の試合から6選手を変更したものの、先発にはイングランド代表のマーク・グエヒとマーク・ウォートンが名を連ねていた。

指揮官は「きょう目にしたものについては説明できない」「こういったタイプの試合では正直、戦術も監督もない。自分の力を示し、少し誇りを持てば違ったパフォーマンスができると思うが、きょうはすべてが欠けていた」と述べた。

これでパレスは、公式戦を9試合連続で未勝利となった。(c)AFP