金与正氏、侵入した無人機について韓国の詳細な「説明」要求
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【1月11日 AFP】北朝鮮の国営朝鮮中央通信(KCNA)は11日、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記の妹、金与正(キム・ヨジョン)朝鮮労働党副部長が、韓国が北朝鮮領空に飛ばしたとされる無人機(ドローン)について、韓国政府に詳しい「説明」を求めたと報じた。
北朝鮮は10日、1月初旬に無人機が韓国江華郡上空から北朝鮮開城市に越境したと主張。撃墜したとされる無人機の写真を公開した。
韓国側はこの主張を否定し、国防部は無人機が韓国軍が運用するモデルではないと述べた。
KCNAが発表した声明の中で金与正氏は、「幸いなことに、大韓民国の軍はそれが自分たちによるものではなく、われわれを挑発したり刺激したりする意図はないと公式に表明した」としたものの、「しかし、わが共和国の南部国境を越えた無人機の実際の件について詳細な説明がなされるべきだ」と続けた。
韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領は10日、軍と警察の合同調査チームによる「迅速かつ厳格な調査」を命じた。
民間人が無人機を運用した可能性について、李大統領は「もし事実であれば、それは朝鮮半島の平和と国家安全保障を脅かす重大な犯罪だ」と述べた。
しかし金与正氏は、軍用か民間用かは気にしないと述べ、「それはわれわれが知りたい詳細ではない。明らかなのは、大韓民国からのドローンがわが国の領空を侵犯したという事実だけだ」と語っている。(c)AFP