【1月11日 AFP】排除されたベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領の支持者たちが、米国による劇的な拘束から1週間を迎えた10日に抗議活動を行った。しかし、暫定政府が米国との関係回復を目指す中、釈放を求めるために集まったのは1000人を超える程度だった。

首都カラカス西部では、マドゥロ夫妻の顔が描かれた旗やプラカードを掲げた約1000人が集会を開き、同東部には数百人が集まった。これは過去にマドゥロ陣営が組織したデモに比べてはるかに小規模なものだった。

注目すべきことに、集会には政府の高官が姿を見せなかった。政府は、米国との外交的な接触を復活させ、石油販売の可能性について協議していると述べている。

代わりにデルシー・ロドリゲス暫定大統領は農業見本市に出席。テレビでは「大統領が戻るまで一分たりとも休まない」と誓った。

ロドリゲス氏は、ベネズエラが「外交ルート」を通じて米国と交渉すると述べており、この日国務省当局者はAFPに対し、代表団が予定通り出発したと話している。米国も、使節がカラカスを訪問し、大使館再開について協議したと述べている。

一方でマドゥロ氏の息子のニコラス・マドゥロ・ゲラ氏は同日、与党・統一社会党(PSUV)が公開したビデオの中で、マドゥロ氏が「元気だ」と述べたと明かしている。(c)AFP