【1月11日 AFP】グリーンランド自治議会の与野党は9日、ドナルド・トランプ米大統領がデンマーク自治領グリーンランドの領有に意欲示していることに関して、「未来はグリーンランド人が決める」と述べ、米国の支配下に置かれることを望まない意向を表明した。

グリーンランドの5つの政党は共同声明で、「我々はアメリカ人にもデンマーク人にもなりたくない。グリーンランド人でありたい」と述べ、「グリーンランドの未来はグリーンランドの人々が決めるべきだ」と主張した。

その上で、「急いで決断を下す圧力も、先延ばしも、他国からの干渉もなく」今後の対応を判断するとした。

トランプ氏は9日、グリーンランドの領有に改めて意欲を示し、武力行使による奪取の可能性を改めて示唆した。

トランプ氏は、北極圏でロシアと中国が軍事活動を活発化させていることを踏まえ、鉱物資源が豊富なグリーンランドの領有は米国の国家安全保障にとって極めて重要だと主張。

「ロシアや中国にグリーンランドを領有させるつもりはない。米国が領有しなければ、彼らが領有するだろう。だからわれわれはグリーンランドに対し、穏便な方法かより強硬な方法かを問わず、何らかの措置を取るつもりだ」と述べた。(c)AFP