【1月10日 AFP】フィリピン中部セブ島の埋め立て地で大量のごみの山が崩れ、少なくとも2人が死亡し、36人が行方不明となっている。

事故は8日、セブ市にある民間運営のビナリウ埋め立て地で発生し、約50人の清掃作業員が大量のごみの下に埋もれた。

セブ市のネストル・アーチバル市長は9日夕方、フェイスブックでの投稿で死者数が2人に達したと述べ、依然として36人が行方不明だと付け加えた。少なくとも12人がごみの中から救出され、病院に搬送されている。

アーチバル市長は記者会見で「生存者の兆候がある」と述べ、すでに現場にいる数百人の救助隊に加え、11日までの捜索活動のためにさらに「500人」が動員されると話した。

埋め立て地でコンパクターを操縦する女性作業員のリタ・コガイさん(49)は、水分補給のため外に出た直後に自分がいた建物が崩れたと明かし、「ヘリコプターが墜落したかと思った。でも振り返ると、それはごみと建物が崩れているところだった。私は安全な場所に走った」と話した。

アーチバル市長によると、放出されるメタンガスに引火する恐れがあるため、救助隊は使用できる機材が限られているという。

セブ市の広報担当はAFPに対し、崩れたごみの山は「4階建ての高さに違いない」と語った。

また、警察が公開した航空写真には、ごみの重みで押しつぶされた複数の構造物と思われるものが写っていた。(c)AFP