西アフリカ3か国の軍事政権、米国によるマドゥロ氏排除を「侵略」と非難
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【1月9日 AFP】西アフリカの3か国、ブルキナファソ、マリ、ニジェールの軍事政権は8日、米国による南米ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領の排除を「侵略行為」と非難した。
3か国が2023年に結成した政治・軍事同盟「サヘル諸国同盟」は声明で、マドゥロ氏の排除は「国際法違反」であり、「強く非難する」と述べた。
3か国の軍政は2020~2023年にそれぞれ軍事クーデターで政権を奪取。西側諸国、特に旧宗主国フランスと距離を置く一方、ロシアやベネズエラに接近し、緊密な関係を築いてきた。
3か国は国連安全保障理事会に対し、米国のベネズエラへの介入を非難し、同国における「国際法の正当性」の回復に取り組むよう求めた。
声明には、ブルキナファソの暫定大統領でサヘル諸国同盟議長でもあるイブラヒム・トラオレ大尉が署名した。トラオレ大尉は昨年、ロシア・モスクワで行われた第2次大戦の対ドイツ戦勝80年を祝う記念式典の傍らで、マドゥロ氏と会談していた。
声明は、ドナルド・トランプ米大統領によるマドゥロ氏排除の決定を「容認できない干渉」であり「侵略行為」だと非難し、「主権を踏みにじられたベネズエラ国民への連帯」を表明した。(c)AFP