シリア暫定政府、アレッポでの停戦発表 クルド人勢力と数日にわたって戦闘
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【1月9日 AFP】シリア国防省は9日、暫定政府軍とクルド人勢力主体の民兵組織シリア民主軍(SDF)との間で数日にわたって戦闘が行われ多くの市民が避難する中、北部アレッポでの停戦を発表した。
暫定政府軍は6日からアレッポで、米国が支援するSDFとの戦闘を繰り広げていた。双方は、戦闘のきっかけについて互いに非難し合っている。
戦闘では少なくとも21人が死亡しており、この数字は約1年前に暫定政権が権力を握った後では最悪となっている。
国防省は住宅街での新たな軍事的激化を防ぐため、アレッポのシェイクマクスード地区、アシュラフィエ地区、バニゼイド地区での停戦を午前3時(日本時間9日午前6時)から発効するとの声明を出した。クルド人戦闘員は、午前9時までにこれらの地域から離れるよう命じられている。
国防省はこの目的として、戦闘によって避難した市民が「安全と安定の空気の中で日常生活を再開できるようにすること」だと付け加えた。
シリア国営テレビは、約1万6000人が避難していると伝えている。
SDFは昨年3月、暫定政府との統合について合意していたものの、クルド人側の地方分権統治の要求など、意見の相違で停滞が続いている。(c)AFP