イラン抗議活動激化 45人死亡 トランプ氏警告
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【1月9日 AFP】イランで8日、物価高騰に対する抗議活動が激化し、首都テヘランを中心に最大規模のデモが行われた。NGOによると、年末から始まった治安部隊とデモ参加者との衝突で、少なくとも45人が死亡したという。
現地の映像では、テヘラン北西部で、デモの参加者やクラクションを鳴らす車両が大通りを埋め尽くし、「独裁者に死を」と反政府スローガンを叫ぶ参加者の様子が見られた。
また、北部タブリーズや東部の聖地マシャドを含む他の都市で行われた大規模な抗議デモの画像もSNSに投稿された。
在米人権団体HRAによると、イラン全土の348か所で集会が行われたという。
これに対し、当局はインターネットのアクセスを遮断し、抗議活動の鎮静化を図っている。
ノルウェーに拠点を置くNGO「イラン人権(IHR)」によると、8日だけで、抗議者のうち13人が治安部隊により殺害された。一連の抗議活動を巡り、死者数は少なくとも45人に上り、数百人が負傷、2000人以上が拘束されたという。
イラン当局の発表では、治安部隊も含め21人が死亡したとしている。
イランでの事態を注視しているドナルド・トランプ米大統領は8日、ラジオのインタビューに対し、イラン当局が抗議者を殺害することがあれば「我々は強く打撃する」と述べ、イランのマスード・ペゼシュキアン大統領に対し改めて警告した。(c)AFP