グリーンランド巡りトランプ氏を「真剣」に受け止めるべき、副大統領が欧州に警告
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【1月9日 AFP】米国のJ・D・バンス副大統領は8日、ドナルド・トランプ米大統領がデンマーク自治領グリーンランドに対する脅威を強める中、欧州に対してトランプ氏を「真剣」に受け止めるよう警告した。
バンス氏は、北大西洋条約機構(NATO)の同盟国であるデンマークと欧州全体が、戦略的に重要なグリーンランドをロシアや中国の意図から守るために十分な対策を講じていないと非難した。
今週、米ホワイトハウスがグリーンランドの買収をトランプ氏が求めており、軍事行動を排除しないと発表したことを受け、欧州側は協調対応を模索している。
ホワイトハウスでの会見でバンス氏はグリーンランド関連の質問を受けると、「欧州の指導者や他の誰に対しても、合衆国大統領を真剣に受け止めるように助言するだろう」と応じた。
バンス氏は、特にロシアと中国が近隣で軍事活動を活発化させ、気候変動により北極の氷が溶けている中で、米国が「ミサイル防衛」のために島を必要としているというトランプの主張に対応するよう促した。
「そこで、われわれが欧州の友人たちに求めているのは、その土地の安全保障をもっと真剣に考えることだ。そうでなければ、米国が何かしなければならなくなる」
「それが何かは、われわれが欧州の友人たちやこの特定の話題に関するすべての人々と外交を続ける中で、大統領に任せることにする」
マルコ・ルビオ国務長官は来週、デンマークとグリーンランドの当局者と会談する予定となっている。(c)AFP