トランプ氏、NATOの価値を疑問視「本当に必要な時に助けてくれるか」
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【1月8日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領は7日、北大西洋条約機構(NATO)同盟国が「本当に必要な時に米国を助けてくれるかどうか」に疑問を呈した。
米ホワイトハウスは6日、NATO加盟国デンマーク自治領グリーンランドの領有に向けてさまざまな選択肢を検討しており、米軍の活用も「常に選択肢の一つだ」と表明。軍事力行使の可能性を排除しなかったことでNATOに動揺を招いている。
トランプ氏は自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に、「たとえNATOが米国を助けてくれなくても、米国はいつまでもNATOを助け続ける」と投稿。
「米国は愚かにも、彼ら(NATO加盟国)のために金を払っていた! 私は敬意を表して国防費支出を国内総生産(GDP)比5%に引き上げさせた。そして彼らは即座に支払っている」と付け加えた。
それでもトランプ氏は。NATO加盟国すべてを「私の友人」と呼んだ。
自らを「世界平和の使者(グローバル・ピースメーカー)」と位置づけるトランプ氏は、個人的な不満にも触れた。
「私は独力で八つの戦争を終結させたのに、NATO加盟国であるノルウェーは、愚かにも私にノーベル平和賞を授与しないことを選んだ」と不満をこぼしたが、ノーベル平和賞の名前を「ノーブル平和賞(Noble Peace Prize)」と間違ってつづった。
2025年のノーベル平和賞はトランプ氏ではなく、南米ベネズエラの野党指導者マリア・コリナ・マチャド氏が受賞した。
トランプ氏は最後に、ロシアと中国は米国抜きのNATOを「全く恐れていない」と主張。
「中国とロシアが恐れ、尊重する唯一の国は、DJT(ドナルド・J・トランプ)が再建する米国だ」と述べた。
トランプ氏がグリーンランド領有に意欲を示していることについて、NATO加盟国は同盟の存続を脅かすものとして警戒を強めている。(c)AFP