グリーンランド領有、米軍活用は「選択肢の一つ」 ホワイトハウス
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【1月7日 AFP】米ホワイトハウスは6日、ドナルド・トランプ大統領はデンマーク自治領グリーンランド領有に向けてさまざまな選択肢を検討しており、米軍の活用も「常に選択肢の一つだ」と表明し、北大西洋条約機構(NATO)の同盟国デンマークとの緊張をさらに高めた。
グリーンランドとデンマークは共に「誤解」を解消するため米国との速やかな会談を求めているにもかかわらず、ホワイトハウスは厳しい警告を発した。
米国の南米ベネズエラへの軍事介入は、トランプ氏によるグリーンランド領有計画を再燃させた。グリーンランドには未開発のレアアース鉱床があるほか、気候変動により北極圏航路が開通する中で地政学的要衝として重要性が増す可能性がある。米国はすでにグリーンランドに軍事基地を置いている。
ホワイトハウスのキャロライン・レビット報道官は、ロシアや中国のような敵対国を抑止するために、「グリーンランドの領有は米国の国家安全保障上の優先事項となっている」と説明。
「大統領とそのチームは、この重要な外交政策目標を追求するためにさまざまな選択肢について協議しており、当然ながら、米軍の活用は常に最高司令官である大統領の裁量で可能な選択肢の一つだ」と述べた。
トランプ氏がグリーンランド領有に向けて改めて意欲を示したのを受け、欧州では米国との同盟崩壊を懸念する声が高まっている。
トランプ氏は4日、グリーンランドに関する決定について、米軍がニコラス・マドゥロ大統領を拘束したベネズエラの状況が安定次第、「約2か月以内」に下す可能性を示唆した。(c)AFP