米国防総省、民主党のケリー上院議員をけん責処分 軍人らに「違法な命令」拒否呼び掛けで
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【1月6日 AFP】ピート・ヘグセス米国防長官は5日、退役軍人のマーク・ケリー上院議員(民主党)が動画で軍人に「違法な命令」に従わないよう呼び掛けたことをめぐり、同議員にけん責処分を科すと発表した。階級を降格させる可能性もあるという。
ヘグセス氏はX(旧ツイッター)への投稿で、「ケリー氏と他の5人の議員は、明らかに秩序と軍紀を損なうことを意図をした無謀で扇動的な動画を公開した」と述べた。
昨年11月に公開された動画やその他の発言を受け、ケリー氏の退役軍人としての階級を降格させる可能性もある手続きを開始したとして、「ケリー海軍大佐(現時点では)の無謀な不正行為の全容を概説した正式なけん責書を発行した」と付け加えた。
アリゾナ州選出のケリー氏はXで反論し、ヘグセス氏は「自身やドナルド・トランプ(大統領)の意に沿わない発言をしたら、同じように追及されるぞというメッセージを退役軍人全員に送りたいのだ。とんでもないことで、間違っている」と述べた。
軍や情報機関出身の民主党議員6人は動画の中で、トランプ政権が「軍人や情報機関の専門家を米国民と対立させている」「今、憲法に対する脅威は国外からだけでなく、まさに国内からも来ている」と主張。
「違法な命令は拒否できる」と呼び掛けた。
議員らは動画の中でどの命令を指しているかは明らかにしなかったが、トランプ政権は国内外で軍を投入していることで批判を浴びている。(c)AFP