【1月6日 AFP】米軍の攻撃で拘束され、麻薬密輸などの罪に問われ米国に連行された南米ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領(63)は5日、ニューヨークの連邦地裁に出廷し、無罪を主張した。

マドゥロ氏は罪状認否手続きで、「私は無実で無罪だ」と主張した。

マドゥロ氏はオレンジ色のシャツにベージュのズボンという服装で微笑んで法廷に入り、スペイン語で穏やかに「私はベネズエラ共和国の大統領だ。1月3日土曜日に拉致されてここにいる」私はベネズエラのカラカスにある自宅で捕らえられた」と語った。

だが、12年以上にわたり産油国ベネズエラを強権的に支配してきたマドゥロ氏は、裁判官に名前を述べるだけにとどめるよう命じられたことで、自らの失脚を痛感させられたに違いない。

マドゥロ氏の妻シリア・フロレス氏も麻薬密輸罪などに問われ、無罪を主張した。裁判官はマドゥロ夫妻を引き続き勾留するよう命じ、次回審理を3月17日に設定した。

ベネズエラの首都カラカスでは、数千人がマドゥロ氏を支持するデモ行進を行ったが、マドゥロ政権で副大統領だったデルシー・ロドリゲス氏が暫定大統領に就任。マドゥロ時代は終わったようだ。(c)AFP