「もう十分だ」 グリーンランド首相、トランプ氏の併合発言に不快感
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【1月5日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領が「安全保障の観点からグリーンランドが必要だ」と述べ、改めて領土獲得に意欲を示したことに対し、デンマーク自治領グリーンランドのイェンスフレデリック・ニールセン首相は5日、「もう十分だ」と強い口調で不快感をあらわにした。
米国によるベネズエラへの軍事介入を受け、北極圏の戦略的要衝に位置し、トランプ氏がたびたび併合を主張してきたグリーンランドをめぐり、懸念が再び強まっている。
トランプ氏は4日、この目標を再確認し、「国家安全保障の観点からグリーンランドが必要だ。デンマークにはそれができない」と記者の質問に答え、「グリーンランドについては約2か月後に心配しよう…20日後にグリーンランドについて話そう」と述べた。
この発言にニールセン首相は「もう十分だ。これ以上の圧力はやめてほしい。これ以上の示唆も、併合という幻想もやめてほしい」とSNSで述べ、「われわれは対話にオープンだ。議論にもオープンだ。しかし、それは適切なルートを通じて、国際法を尊重して行われるべきだ」と強調した。(c)AFP