5日付労働新聞(c)KOREA WAVE
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【01月05日 KOREA WAVE】北朝鮮は4日、極超音速ミサイルの発射訓練を実施した。朝鮮労働党機関紙・労働新聞が5日、キム・ジョンウン(金正恩)総書記が現地で訓練を参観したと報じた。

同紙によると、訓練は朝鮮人民軍の主要火力打撃部隊の管下部隊によって実施され、平壌市・力浦区域から北東方向に発射された極超音速ミサイルが約1000キロ飛行し、日本海上の設定目標を命中させたという。

発射現場には、キム総書記のほか、キム・ジョンシク(金正植)党軍需工業部第1副部長、チャン・チャンハ(張昌河)ミサイル総局長ら、ミサイル開発・運用を担う主要幹部が同席した。

キム総書記は訓練後、「強力で信頼できる核抑止力を維持し、拡大していくことは極めて重要な戦略的課題だ」と述べ、「今回の発射訓練を通じ、非常に重要な国防技術上の課題が遂行されたことを確認した」と成果を強調した。

北朝鮮が今回発射した極超音速ミサイルは、昨年初めて公開された短距離型の極超音速ミサイル「火星11マ」とみられる。キム総書記の発言から、同ミサイルの開発が完了段階に入ったとの認識を示したものと受け止められる。

さらにキム総書記は、「最近、核武力の実用化・実戦化において重要な成果が達成されている」とした上で、「軍事的手段、特に攻撃兵器体系を継続的に更新していかなければならない。それは自衛のために不可欠な事業だ」と述べた。

また、「我々のこうした活動は、核戦争抑止力を段階的に高度化することに明確な目的がある。その必要性は、最近の国際的な地政学的危機や相次ぐ国際的事変が示している」と指摘した。

韓国軍合同参謀本部はこれに先立ち、北朝鮮が4日午前、日本海上に向けて複数発の弾道ミサイルを発射したと発表している。

北朝鮮による弾道ミサイル発射は昨年11月7日以来で、イ・ジェミョン(李在明)大統領が中国の習近平国家主席の招請を受けて国賓訪中する日に合わせる形で実施した。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News