独ベルリンで大規模停電、復旧は週後半 放火疑い
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【1月4日 AFP】独ベルリン当局は3日、電力インフラの損傷により市内数万戸の住宅が停電に見舞われていると報告し、一部世帯では8日まで電気が使えなくなると明らかにした。放火が原因である可能性もあるとしている。
一部地域では停電の影響で暖房システムも使えなくなっている。ベルリンは現在、雪に覆われており、気温も氷点下近くにまで落ち込んでいる。
緊急当局は3日早朝、発電所近くの橋にある複数の高圧ケーブルが炎上しているとの通報を受けた。消防隊は迅速に火を消し止めたが、送電網運営会社ストロムネット・ベルリンによると、ベルリン南西部の地区で約4万5500世帯と2200の事業所が停電に見舞われた。
ベルリン当局は声明を発表し、広範囲にわたる損傷により約3万5000世帯が8日午後まで電力供給を受けられないと述べた。当該世帯以外への電力供給は4日早朝までに復旧する見込みとしている。
ベルリン州経済担当相は「数万世帯の他、事業所、介護施設、病院など多くの施設、企業に影響を及ぼす非常に深刻な停電に直面している」と状況を説明している。
警察当局は、市内リヒターフェルデの現場に約160人の警官を派遣し、「放火の疑いで捜査中」であることを明らかにした。
地元の鉄道駅も影響を受けた。ただ、電子掲示板や券売機は機能していないものの、列車の運行は続けられた。
ベルリンでは9月にも大規模停電が起き、数万人が影響を受けた。その際には、匿名の無政府主義グループが犯行声明を出した。
ドイツは、ロシアなどの外国勢力によるインフラへの妨害活動に対して警戒を強めている。(c)AFP