【1月3日 AFP】国境なき医師団(MSF)は2日、パレスチナ自治区ガザ地区での活動に必要な資格をイスラエルが取り消したことは、「人道支援への重大な打撃」だと非難した。

イスラエルは1日、パレスチナ人スタッフの名簿の提出を拒否した37の国際非政府組織(NGO)に対し、ガザ地区へのアクセスを禁止したと認めた。

国境なき医師団は、パレスチナ領内に1200人のスタッフを抱えており、その大半はガザにいる。

声明で「民間人への医療支援を拒否することは、いかなる状況下でも容認できない」とした国境なき医師団は、国際NGOに関する新たなイスラエルの要件、特にパレスチナ人スタッフの個人情報の開示について「正当な懸念」を抱いていると主張した。

また15人のスタッフが「イスラエル軍によって殺害された」という事実を指摘し、いかなる地域へのアクセスもスタッフリストの開示を条件とすべきではないと述べた。

さらに、機密データがどのように使用され、保存され、共有されるのかについての明確な説明がない」と批判。イスラエルが「医療用品を含む重要物資の搬入を妨害し、遅延させることで必需品不足を引き起こしている」と非難した。(c)AFP